2025.05.08
【2025年度版】不動産のプロが調査!新潟市中央区のリアルな不動産売却傾向

新潟市中央区は、行政・経済・交通の中心地。新潟の都市部でありながらも、信濃川や白山公園など豊かな自然も楽しめます。現在、駅周辺を中心に再開発が進み、都市機能の更なる向上が期待される利便性の高いエリアです。
新潟市中央区は、2025年新潟県の市町村地価ランキングでも県内トップの上昇率を誇る、市内で最も需要の高いエリア。そんな新潟市中央区の不動産買取傾向について、2025年の県内基準地価を交えてご紹介します。
中心部ならではの利便性が魅力
2025年の公示地価は、新潟県全体の変動率は-0.53%と下落傾向。
しかし、新潟市中央区にエリアを絞ってみると、2025年の変動率は+2.12%と引き続き上昇しています。新潟市中央区の公示地価平均は、2017年以降9年連続で上昇しており、需要の高さが分かります。
新潟市中央区のエリア地価ランキングでは、新潟駅から万代エリアまでに位置する「東大通」が最も変動率が高く+5.48%。続いて、2025年3月15日に新しく駅が開業した「上所上(かみところかみ)」が+5.41%、新潟駅駅南に位置する「鐙(あぶみ)」が+5.19%と続き、多くの人が注目していることがわかります。
中でも、注目を集める「上所駅」は、JR越後線の新潟駅と白山駅のほぼ中間に作られました。周辺には新潟南高校や、総合福祉センター等の複合施設「新潟ユニゾンプラザ」があります。今後も大規模都市再開発と共にマンション・商業施設の建設が進み、利便性が増しそうです。
新潟市内では中央区がダントツの高価格
新潟市中央区の最新公示地価は、14万6775/㎡(2025年)、坪単価では平均48万5208円/坪。変動率は+2.12%上昇。
最新基準地価は平均17万5752円/㎡(2024年)、坪単価では平均58万1000円/坪。前年からの変動率は+2.05%です。
新潟市内の区の公示地価ランキングで中央区はトップで、公示地価平均で2位の東区と8万5180円も差をつけています。さらに、新潟市全体の最新基準地価は平均7万6350円/㎡(2024年)。平均と大きく差をつけた高い数字を出しており、データからも中央区の人気の高さが伺えます。
宅地の平均価格は10万8591円/㎡、坪単価では35万8981円/坪、変動率は+2.19%(2024年)です。
中央区内で最も高額となった地点は「新潟市中央区東大通1-2-30」(62万0000円/㎡)で、最も低価格地点は「新潟市中央区小張木1丁目208番」(3万7200円/㎡)でした。
上越新幹線の鉄道網へ近いほど地価は高い
買い物、観光、仕事……何かと車移動が多い新潟市ですが、中央区は各方面への発着地となるJR新潟駅を有し、交通の便がいいというメリットもあります。
佐渡汽船や新潟空港にもアクセスがよく、東京方面に向かう上越新幹線の始発駅でもあります。
新潟市中央区の駅地価ランキング
新潟市中央区の駅地価ランキングをご紹介します。
順位 |
エリア |
地価平均 |
坪単価平均 |
変動率 |
1位 |
新潟駅 |
15万1848円/㎡ |
50万1978円/坪 |
+2.24% |
2位 |
白山駅 |
12万9468円/㎡ |
42万7995円/坪 |
+0.26% |
3位 |
関屋駅 |
10万7120円/㎡ |
35万4115円/坪 |
+2.55% |
4位 |
青山駅 |
9万7025円/㎡ |
32万0743円/坪 |
+0.95% |
5位 |
越後石山駅 |
8万4971円/㎡ |
28万0897円/坪 |
+1.43% |
参考:土地代データ
中央区の駅地価ランキングでは、上越新幹線が通る新潟駅が最も高いです。次いで、新潟市役所や新潟県民会館、新潟市民芸術文化会館など行政や文化施設が集まる白山駅周辺の地価が高いです。
中央区では、どの駅でも変動率が上昇しています。このことから、中央区全体が注目されているエリアであることが分かります。
再開発が進むJR新潟駅周辺の人気が止まらない
2027年度の完成を目指し、大規模工事中のJR新潟駅。2024年春には駅ビルのCoCoLo新潟がグランドオープンし、新潟駅バスターミナルも開業しました。2025年春現在も万代広場の工事が執り行われており、新潟駅周辺は今後も進化していきます。再開発への期待も相まってか、駅周辺の地価も上昇傾向にあるようです。
中央区の商業地の平均価格は20万8635円/㎡、坪単価では68万9705円/坪、変動率は+2.64%(2024年)。新潟駅周辺は、まだまだ注目が高まりそうです。
中央区は活用されていない空き家が多い
全国的に増加が問題視されている空き家。2023年(令和5年)の調査によると、中央区の「利用目的のない空き家」※は6,010戸で、新潟市の中でも最も数が多い結果となりました。
地価が上がっている一方で、活用されていない空き家が多いのも事実です。もし、中央区に手持ち無沙汰になっている空き家をお持ちの方は、売却を検討されても良いかもしれません。
※利用目的のない空き家:賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家(放置されている空き家や建て替えなどのために取り壊すことになっている住宅など利用目的のない空き家)
新潟市中央区の不動産買取事例
協和住建には「新潟市中央区の土地・住宅を買い取ってほしい」という目的のお客様も多く訪れます。その理由は、相続や空き家、家族構成の変化など様々。ここでは、実際に相談に訪れた方の事例の一部をご紹介します。
相続不動産の買取事例
空き家になった新潟の実家。住む予定はなく、維持管理も大変だから現状のまま買取は可能ですか?とご相談いただきました。弊社で直接買い取ることで、迅速な売却を可能にしました。
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空き家の買取事例
築年数が経過しており、建物延べ面積が約20坪であることから、他社から査定を断られた経緯があり、困っていたという空き家。弊社での買取後、リフォームを施し活用する予定です。
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マンションの買い替えによる買取事例
3LDKのファミリー向けのマンションを買い替えたいというご相談。現在住んでいるマンションの買取だけではなく、次の居住場所を探すお手伝いもあわせてご提案させていただきました。
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新潟市中央区の不動産売却は協和住建へ
新潟市だけでなく、新潟県全体における経済の中心地としても機能している中央区。自然と都市が調和した居心地の良さで人気を博す新潟の一等地です。不動産売却をお考えの際は、ぜひご相談にお越しください。
私たち協和住建は創業20年以上、新潟県の不動産を取り扱っている地元密着型の不動産業者です。現在のお住まいが新潟県内/県外を問わず、新潟市にある不動産を売却したいとお考えの方を全力でサポートいたします。
お客様一人ひとりに合わせた最良のご提案をさせていただきますので、お電話やフォームからぜひお気軽にご相談ください。