新潟平野のほぼ中央に位置する新潟市南区は、稲作や果樹栽培が盛んな街。「幻の西洋ナシ」と呼ばれる「ル レクチエ」の一大産地でもあり、収穫体験が楽しめる観光農園がたくさんある地域です。

そんな魅力あふれる南区の不動産買取傾向を、最新の県内基準地価をもとにご紹介します。

新潟市南区は「街の幸福度」新潟県1位！

新潟市南区の人口は42,736人（住民基本台帳　令和5年12月現在）と、新潟市8区の中では最も人口が少ないエリア。

新潟市を構成する行政区のひとつで、旧白根市・旧味方村・旧月潟村の3市村の区域で構成されています。区の東側には日本一の大河信濃川、区の中央には中ノ口川が流れる緑豊かな田園地域です。

そんな新潟市南区の最新公示地価は平均2万9000円/m2（2023年［令和5年］）、坪単価では平均9万5867円/坪。前年からの変動率は-0.28％。

最新基準地価は平均2万3627円/m2（2023年［令和5年］）、坪単価では平均7万8106円円/坪。前年からの変動率は-0.67％でした。区内全域で地価の下落が進んでいます。

しかし、2023年10月に発表された新潟県内市町村の「街の幸福度＆住み続けたい街ランキング2023」では、新潟市南区が初めて街の幸福度ランキング１位に選ばれました。（大東建託賃貸未来研究所調べ）。

広く快適な住まいが安価で叶うため、若い世代の移住も増えてきています。

南区では「上下諏訪木」がダントツNo.1の人気

新潟市南区のなかでも、「上下諏訪木（じょうげすわのき）字前810番6」の地価が一番高く、地価4万2100 円/㎡、坪単価13万9173 円/坪と区全体の平均地価の2倍近くとなっています。

一番低い地価は「東長鴨字鍋田99番1」の7500円/㎡でした。

上下諏訪木エリアは市街化区域として、他の区域へのアクセスも比較的良好なことから人気のエリアとなっています。

南区の地価ランキングは以下のとおりです。

新潟市南区の地価ランキング

順位	住所	地価	坪単価	変動率
1位	上下諏訪木字前810番6	4万2100 円/m2	13万9173 円/坪	-0.47 ％
2位	白根東町1-6-3	4万0100 円/m2	13万2561 円/坪	-0.25 ％
3位	能登字前400番4	3万9400 円/m2	13万0247 円/坪	-1.50 ％
4位	大通南4丁目160番	3万1500 円/m2	13万0247 円/坪	+1.61 ％
5位	白根字五ノ町3144番1	3万1200 円/m2	10万3140 円/坪	-1.27 ％

出典）「2023年［令和5年］総平均（公示地価、基準地価）」

上下諏訪木エリアは第一種中高層住居専用地域となっており、病院や商業施設やマンションなどといった高い建設物を建てることができる区域に設定されています。戸建てではく、集合住宅の買取が多いようです。

一方、4位の大通南エリアは、第一種低層住居専用地域となっているためマンションなどの高い建物がない代わりに2階建ての戸建てが多くなっています。

車が主な交通手段になりますが、ファミリー層であれば車での移動が主となるので不便さを感じさせません。

南区は自然の中でのびのびと暮らしたい人におすすめの区域

南区は、土地の値段も他の区域に比べると5万円近く安価で自然豊かです。国道8号中心に都市化が進められ、生活利便性も年々向上しています。

新潟県の特産品「ル レクチエ」の生産量が県内で最も多いフルーツ王国のため、直売所ではフルーツや野菜を破格で買えるのも南区区民の特権です。

300年の歴史がある白根大凧合戦

毎年6月上旬に行われる白根の伝統的な祭りで、地元の人だけでなく多くの観光客も訪れる人気のイベント。法被を着た祭りの参加者が、大きな掛け声で凧を操っている姿は圧巻です。

そのほか、伝統芸能「角兵衛獅子（かくべえじし）」も伝承されるなど、伝統文化が現代に息づく文化的魅力もあります。

南区の不動産売却は協和住建へ

新潟市南区は新鮮な食材豊富で、自然豊かな区域。子どもの食育や健康を気遣う30〜40代の子育て世帯が新潟市南区の土地、物件をチェックしています。

新潟市南区の不動産をお持ちの方、不動産売却をお考えの際は、ぜひご相談にお越しください。

協和住建は創業20年以上、新潟県の不動産を取り扱っている地元密着型の不動産業者です。現在のお住まいが新潟県内/県外を問わず、新潟市にある不動産を売却したいとお考えの方を全力でサポートいたします。お客様一人ひとりに合わせた最良のご提案をさせていただきますので、お電話やフォームからぜひお気軽にご相談ください。

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