2026.01.26
リースバックの疑問を解消!よくある質問と相談ケース
家を売りたくてリースバックを考え始めたけれど、「本当に住み続けられるの?」「デメリットはないの?」と疑問や不安を感じていませんか?
リースバックとは、自宅を売却した後も住み続けられるという不動産売却方法で、老後の資金対策や住宅ローン返済、相続対策として活用されることがあります。便利な一方で、大切な家を売却することになるため、その後の生活やお金に関する疑問を抱えたままでの売却は不安がつきまといます。
この記事では、リースバックに関するよくある質問と相談ケースを中心に解説し、リースバックの疑問解消をお手伝いします。リースバックを考え始めた時の判断材料としてぜひご活用ください。
リースバックとは?
リースバックとは、自宅などの不動産を売却した後に賃貸契約を結ぶことで、賃料を支払いながら同じ家に住み続けられるという売却方法です。
一般的な不動産売却では、売却後に退去や引っ越しが必要になりますが、リースバックではその必要がありません。これにより、まとまった現金を確保しながら、住み慣れた生活環境を維持できるというメリットがあります。老後資金の確保や住宅ローン返済の見直し、相続対策など、さまざまな目的で利用されています。
そのため、リースバックを検討する際は、仕組みを正しく理解した上で、自分の状況・目的に合っているかを見極めることが重要です。
リースバックについて、概要やメリット・デメリットについては、「不動産のリースバックとは?メリット・デメリットから契約の流れまで」の記事も併せてご覧ください。
リースバックのよくあるご質問
不動産売却を考えている方、特に初めて売却する方にとっては、多くの疑問が生まれるでしょう。ここでは、リースバックを検討する方がよく抱く疑問について、それぞれ解説します。
Q.リースバックは売却後も本当に住み続けられますか?
はい、契約内容に基づいて住み続けることができます。リースバックでは、不動産を売却した後に賃貸契約を結ぶため、売却前と同じ家に住み続けることが可能です。
ただし、契約内容によっては、契約更新ができなかったり、賃貸期間が満了したら退去が必要だったりすることもあります。賃貸契約の種類・内容は必ず確認した上で契約を結びましょう。
Q.ずっと住み続けることはできますか?
「ずっと住めるかどうか」は、契約内容によって異なります。リースバックでは、契約期間や更新条件が設定されていることが多いです。
長期居住を希望する場合は、
・契約期間
・更新の可否
・途中解約条件 を事前に確認する必要があります。
Q.売却価格は相場より安くなりますか?
一般的に、リースバックの売却価格は市場価格より低くなる傾向があります。
理由は、買主側が利回りや将来的な売却を考慮するためです。売却価格の目安としては、一般的な仲介売却相場の6〜8割程度とされることが多いです。ただし、立地や建物状態、賃貸契約期間によっても異なります。
Q.リースバックの家賃は高いですか?
家賃が相場よりも高くなる可能性はあります。
一般的な賃貸物件は、空室リスクを減らすために、周辺物件の家賃相場を踏まえて賃料設定をします。一方リースバックの賃料は、売却金額と売却後の賃貸借期間によって算出されるケースが多いです。そのため、周辺の同条件の物件よりも家賃が高くなることがあります。 売却金額が高く、賃貸借期間が長い場合は賃料も高くなることが多いです。逆に「2年後には確実に退去する」などの契約条件であれば、高い買取金額でも賃料を低く抑えることができる可能性があります。
売却価格とその後の生活資金を鑑みて、賃料を払い続けられそうか判断しましょう。
Q.住宅ローンが残っていてもリースバックできますか?
売却金額でローンを完済できる場合は可能です。ローンが残っている場合は、事前にどれくらい残債があるかを確認し、売却の見積額と比較できるようにしておきましょう。
ローン残債が多い場合は、リースバック以外の選択肢(任意売却など)の検討も必要です。
Q.将来、家を買い戻すことはできますか?
買い戻しが可能なケースもありますが、必ずできるわけではありません。
契約内容によって異なるため、買い戻しを希望する場合は、契約時に不動産会社と契約内容(買い戻し価格・期限など)を明確にすることが重要です。
Q.リースバックはどんな人に向いていますか?
・相続対策として自宅を現金化したい人
・自宅に住み続けながらも、少しでも価値が高いうちに売却したい人
・将来引っ越しする時期が決まっており、それまでゆっくり転居先を探したい人
などに向いています。
リースバックでよくある相談ケース
ここからは、リースバックでの売却でよくある相談ケースを5つご紹介します。
ケース1.老後の資金を確保しつつ、自宅に住み続けたい
リースバックの相談では、「年金だけでは心配」「将来的な介護費用を確保したい」といった、老後資金に関する不安から相談されるケースが多いです。同時に、「住み慣れた家に住み続けたい」という思いを持たれている方も多いです。リースバックであれば、自宅を売却してまとまった資金を確保しつつ、生活環境を変えずに暮らし続けることができます。老後の生活費や医療介護費のための、万一の備えとしてリースバックを検討されるケースが多いです。
ケース2.高齢の親のためにリースバックをしたい
子ども世代から、「親が住む実家をリースバックしたい」と相談されるケースがあります。
ケース1は自身の資金不安から来る相談ですが、「親を引っ越しさせたくないが、将来の資金が心配」という子ども世代から相談が来ることもあります。
「まだまだ元気だが、将来的に介護のための同居や施設への入居があるかもしれない」「施設入居後に空き家になるのが心配」という思いから、「元気なうちは今の生活のまま、将来的な介護費用の資金にできる」リースバックを考える人もいらっしゃいます。
ケース3.住宅ローン返済の不安から解放されたい
収入の減少や予期せぬ支出により、住宅ローンの返済が負担になっている、今後の支払いに不安を感じるといったご相談。特に、退職や病気、ケガによる収入減、また離婚時の財産分与のためにローンを返済し、自宅を現金化する際にもリースバックが活用されます。
リースバックの売却代金がローン残債よりも高ければ、売却代金で住宅ローンを完済することができます。加えて、固定資産税などの保有コストもなくなり、以降は家賃の支払いに一本化できます。
ケース4.実家がいずれ空き家になるのを防ぎたい
将来、実家に住んでいる親との同居を考えている人が、「親の転居時の負担を減らしたい」「その後空き家になることが心配」と思い相談されるケースがあります。一定期間は慣れ親しんだ実家で親に暮らしてもらいつつ、リースバックで売却。同居の準備を進めながら、将来の空き家管理・売却の手間を回避することができます。
ケース5.相続を見据えて、不動産を現金化しておきたい
将来の相続を見据えて、リースバックを検討するケースもあります。
不動産は分割が難しく、相続人が複数いる場合にはトラブルになりやすい資産です。「子どもたちに迷惑をかけたくない」「相続でもめてほしくない」という思いから、生前に対策を考える人も少なくありません。その一つの方法として、リースバックを利用すると、自分が住み続けながら不動産を現金化できるため、相続財産を整理しやすくなります。
4.検討時に必ず確認したいポイント
メリットも多いリースバックですが、売却契約と賃貸契約を結び、家の所有権を手放すことになります。認識の齟齬があったり、疑問を残したまま契約してしまったりすることは危険です。ここでは、リースバックの契約を結ぶ前に確認したいポイントを3つご紹介します。
1.賃貸契約内容
リースバックで最も重要なのが、賃貸契約の種類です。普通借家契約か定期借家契約かによって、住み続けられる期間が大きく変わります。
「普通借家契約」の場合、住人(借主)側の希望で契約を更新することができます。一方で、定期借家契約の場合は、契約期間が満了すると原則として退去が必要です。貸主と借主、双方の合意があれば再契約は可能ですが、断られる場合もあり得ます。「ずっと住めると思っていた」という誤解がトラブルにつながることもあるため、契約内容を必ず確認しましょう。
2.住める期間・更新条件
1にも関わりますが、「何年住めるのか」「更新はできるのか」といった点は、必ず事前に確認しましょう。
特に、長期居住を前提にしている場合は、曖昧な理解のまま契約するのは危険です。居住期間を基準に売却金額や家賃を算出していることもあるので、契約時に住める期間・更新条件を必ず確認し、「想定していないタイミングで退去を伝えられ、住む場所に困ってしまう」ということのないようにしましょう。
3.家賃と収支バランス
売却後は、これまで支払っていた保有コスト(固定資産税など)が無くなる代わりに、家賃の支払いが発生します。そのため、売却後の生活費と家賃を含めた収支計画を立てることが重要です。
一時的に現金が手に入っても、家賃負担が重くなれば後々生活が苦しくなります。売却後の収入と賃料のバランスを必ず確認しましょう。
新潟でのリースバックなら協和住建へご相談ください
リースバックは、「家を売却して資金を得る」と「住み慣れた家に住み続ける」を両立できる不動産売却方法です。そのため、老後資金の不安、住宅ローン返済の負担、相続対策など、さまざまな事情を抱える人にとってメリットがある仕組みです。
一方で、リースバックには
・売却代金で住宅ローンの残債を完済できないと利用できない
・売却価格が相場より低くなりやすい
・家賃が負担にならないよう確認が必要
・契約形態によっては住める期間に制限がある
といった注意点も存在します。
リースバックは、正しく理解し、納得した上で利用すれば、メリットの多い手段です。しかし、自宅の所有権を手放すことになるため、理解が不十分なまま進めてしまうと、住まいの不安を逆に増やすことになるかもしれません。大切な住まいと生活を守るためにも、疑問や不安を解消してからリースバックを活用しましょう。
「リースバックについてもっと知りたい」という方は、ぜひ専門家にご相談ください。協和住建は、創業20年以上の豊富な実績と、新潟市を中心とした地域密着のノウハウを活かし、お客様の大切な不動産をリースバックにて買取いたします。
協和住建のリースバックについて、詳細は「売却後も住みたい方へ リースバック」をご覧ください。「不動産をできるだけ早く現金化したい」「売却価格や賃料の提案をしてほしい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。リースバック以外の売却方法も含め、ご状況に合わせて最適なご提案をいたします。
協和住建のアパート買取事例
協和住建では、新潟市を中心にアパート買取を行っております。修繕前のアパートや、築20年超の物件も買取実績があります。現状のままで売却いただくことも可能です。空室が多い物件や築年数の古い物件でも、まずはご相談ください。
お客様一人ひとりに合わせた最良のご提案をさせていただきますので、お電話やフォームからぜひお気軽にご相談ください。