2025.11.28
【2025年度版】不動産のプロが調査!新潟市秋葉区のリアルな不動産売却傾向
新潟市秋葉区は、新潟市の南東部に位置する、アクセスの良さと自然が魅力のエリアです。「鉄道のまち」としても有名で、新津駅を中心に鉄道路線が多い点が特徴です。
この記事では、新潟市秋葉区を、最新の公示地価・基準地価とともにご紹介します。
秋葉区は、「交通の要」と「自然の豊かさ」を両立したエリア
秋葉区の概要
新潟市の南東部に位置する秋葉区は、人口およそ7万5千人のまち。市の中心地である新潟駅までは、新津駅から電車で約20分とアクセスが良く、都市部から少し離れた自然の豊かなエリアです。幹線道路も充実しており、新潟市江南区亀田地区から秋葉区小須戸地区を一本でつなぐ国道403号新津バイパスは、磐越自動車道に直通。秋葉区内を東西に横断する国道460号もあり、自動車での移動も便利です。
秋葉区は、2005年の新潟市合併によって誕生した行政区のひとつで、旧新津市と旧小須戸町から構成されています。地域には阿賀野川や信濃川が流れ、四季折々の風景が広がります。
出典:新潟市秋葉区「区の概要」
鉄道と花のまち、秋葉区
秋葉区は「鉄道のまち」「花のまち」としても有名です。
秋葉区にあるJR新津駅は、新潟から長岡を通り直江津までをつなぐ「信越本線」、新津駅から福島県郡山駅までをつなぐ「磐越西線」、日本海沿岸を通って秋田をつなぐ「羽越本線」の複数の路線が交わる交通の要所です。中でも、新津駅から会津若松駅までを結ぶ「SLばんえつ物語」は、蒸気機関車に乗って四季折々の景色を楽しめるとして、人気の列車です。さらに、磐越自動車道新津IC近くの「新津鉄道資料館」では、新幹線や蒸気機関車といった資料や貴重なコレクションを見ることができます。
他にも、自然豊かな花のまちとしても知られています。「新潟県立植物園」では、広い敷地内に10万株以上の植物が植えられており、季節ごとに美しい姿を見ることができます。
他にも、日本有数のボケ(花)の産地であり、毎年2月下旬から3月上旬の間に「日本ボケ展」が開催されます。
移住・定住プロジェクト「アキハスムプロジェクト」
秋葉区では現在、「アキハスムプロジェクト」という移住・定住促進の取り組みを進めています。移住・定住者が増えることで、区の魅力がさらに増し、すでに住んでいる人たちにとっても秋葉区の魅力が再認識されることを目指すプロジェクトです。具体的には、移住・定住の相談に乗る「AKIHA移住コンシェルジュ」や、移住相談会の開催など、秋葉区の魅力を発信する取り組みが行われています。
秋葉区では、新潟駅寄りのエリアほど地価平均が高め
“住むまち”としても人気が高まる秋葉区。利便性と豊かな自然が魅力の秋葉区の地価動向を見ていきましょう。
新潟市秋葉区の最新地価動向【2025年】
新潟市秋葉区の最新基準地価は、3万8085円/㎡(2025年)、坪単価では平均12万5903円/坪。変動率は+0.14%です。最新公示地価は平均2万7156円/㎡(2025年)、坪単価では平均8万9773円/坪。変動率は-0.22%でした。
秋葉区は、公示地価平均が微減傾向にあるのに対し、基準地価平均は2023年以降3年連続で微増しています。公示地価・基準地価の総平均で見ると、2025年は地価平均3万1656円/㎡、変動率が-0.07%の結果でした。基準地価平均は、新潟市内の8つの区の中で5位でした。
さらに細かく見ていくと、住宅地の基準地価の平均は3万6533円/㎡、坪単価では平均12万0771円/坪、変動率は+0.16%(2025年)です。商業地では、基準地価の平均4万7400/㎡、坪単価では15万6694円/坪、変動率は0.00%(2025年)でした。
出典:土地代データ
新潟市秋葉区の駅地価ランキング
新潟市秋葉区の駅地価ランキングをご紹介します。
地価平均が最も高いのがさつき野駅で、4万6550円/㎡。変動率も+0.66%と上昇傾向です。他にも、新津駅・荻川駅の地価が上昇傾向でした。上位3駅はいずれも信越本線に位置しており、新潟駅に近いほど地価が高いという結果になりました。
|
順位 |
駅 |
地価平均 |
坪単価平均 |
変動率 |
|
1位 |
さつき野駅 |
4万6550円/㎡ |
15万3884円/坪 |
+0.66% |
|
2位 |
新津駅 |
4万2575円/㎡ |
14万0743円/坪 |
+0.04% |
|
3位 |
荻川駅 |
3万0896円/㎡ |
10万2137円/坪 |
+0.70% |
|
4位 |
古津駅 |
2万5466円/㎡ |
8万4187円/坪 |
-0.28% |
|
5位 |
矢代田駅 |
2万0772円/㎡ |
6万8668円/坪 |
-0.47% |
|
6位 |
東新津駅 |
1万6850円/㎡ |
5万5702円/坪 |
-0.75% |
※2025年公示地価、基準地価の総平均データ
出典:土地代データ
秋葉区の空き家数は、年々増加している
全国的に増加が問題視されている空き家。2023年(令和5年)の調査によると、秋葉区の「利用目的のない空き家(その他の空き家)」※は2490戸で、空き家率は7.9%と新潟市内の8つの区の中で、2番目に高いです。
データから分かるように、秋葉区には多くの空き家があります。秋葉区に手持ち無沙汰になっている空き家をお持ちの方は、売却を検討されても良いかもしれません。
※利用目的のない空き家:賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家(放置されている空き家や建て替えなどのために取り壊すことになっている住宅など)
新潟市秋葉区の不動産買取事例
協和住建には「新潟市秋葉区の土地・住宅を買い取ってほしい」という目的のお客様も多く訪れます。その理由は、相続や空き家、家族構成の変化など様々。ここでは、実際に相談に訪れた方の事例の一部をご紹介します。
土地の買取事例

新潟市秋葉区の更地(一部家庭菜園)です。
他にも新潟市内の買取事例を多数掲載しております。 詳しくは下記リンクよりご確認ください。
新潟市秋葉区の不動産買取のご相談は協和住建へ
交通利便性と豊かな自然環境が魅力の秋葉区。「新潟市秋葉区に使っていない空き家・土地がある」「引越しに合わせて家を手放したい」など、不動産売却をお考えの際は、ぜひ協和住建へご相談ください。
私たち協和住建は創業20年以上、新潟県の不動産を取り扱っている地元密着型の不動産業者です。現在のお住まいが新潟県内/県外かを問わず、新潟市にある不動産を売却したいとお考えの方を全力でサポートいたします。
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