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2025.07.31

【2025年度版】不動産のプロが調査!新潟市江南区のリアルな不動産売却傾向

【2024年度版】不動産のプロが調査!新潟市江南区のリアルな不動産買取傾向

新潟市の中心部から程近く、大きな公園や大型ショッピングセンターといった施設も多いことから、生活利便性が高い江南区。2023年の年少人口(15歳未満)割合は新潟市の8つの行政区内で最も高く、子育て世帯も多いことから、宅地開発や商業開発を積極的に行っています。
この記事では、新潟市江南区の人気エリアを最新の公示地価・基準地価とともにご紹介します。

江南区は、新潟市中心部へのアクセスの良さ・商業施設の多さが魅力

新潟市江南区は、新潟市のほぼ中心に位置し、小阿賀野川の三つの河川に囲まれた自然の魅力にあふれた地域です。人口は、67,278人(住民基本台帳令和7年5月末現在)。

そんな江南区は、交通・商業施設の面で、生活利便性が高い点が魅力です。さらなる区の発展のため、「江南区区ビジョンまちづくり計画」が策定されており、鉄道と広域幹線道路の交通利便性を最大限に生かした周辺地域のまちづくりや新たな雇用の場の創出、地域経済の発展を図っていく旨が示されています。

公共交通機関・自動車利用ともにアクセスが良い

新潟市江南区の交通インフラは、鉄道・バスといった公共交通機関と、自動車利用を前提とした道路網の両面で整備されています。

江南区における鉄道の中核は、JR信越本線の亀田駅です。新潟駅まで約10分という距離に位置し、通勤・通学に非常に便利な立地となっています。駅周辺は、行政サービスも充実しつつあります。亀田駅を拠点に、新潟交通バスや区バスも走っています。駅から、新潟市中心部や区内の商業施設や病院を結んでおり、区民の足としての役割を果たしています。

自動車利用の面では、国道49号線や県道4号・5号などの主要幹線道路が縦横に走っており、区内外への移動がスムーズです。とくに日本海東北自動車道「新潟亀田IC」が区内に位置することで、広域アクセスも良好であり、車での移動にも便利です。

大型商業施設が多く、今後の誘致にも期待が高まる

イオンモール新潟亀田インター (旧:イオンモール新潟南)、アピタ新潟亀田店、プラント5横越店など、新潟県内屈指の大型ショッピングセンターがあり、各施設には区バスや住民バスで来店が可能。マイカーでの混雑を気にすることなくショッピングを楽しむ事もできます。

さらには、イオンモール新潟亀田インターから、新潟亀田ICを挟んだところには、新潟初上陸のスーパーマーケット「ロピア ムサシ新潟店」が2025年5月にオープン。加えて、近隣でも大規模商業施設工事の着手予定が発表されるなど、江南区近辺での商業施設誘致が進んでいます。

新駅「江南駅(仮称)」の設置でさらに便利に

交通利便性の高い江南区ですが、さらに期待されるのが新駅「江南駅(仮称)」の設置です。JR信越本線亀田駅と荻川駅の中間地点、新潟中央環状道路と交わる位置を整備予定地としており、自動車から電車への乗り換えもスムーズになることが期待されています。

江南区の見どころー豪農の館「北方文化博物館」

新たな開発も注目ですが、一方で、江南区には古くから残る観光・文化資源「北方文化博物館」があります。

北方文化博物館は、越後の豪農・伊藤家の邸宅として建設された広大な屋敷。8,800坪の敷地内には、茶室や蔵、大広間があります。この大広間から見られる回遊式庭園は、​​柏崎市出身の庭匠・田中泰阿弥によるもので、見どころの1つです。さらに、中庭にある樹齢150年以上の大藤は、毎年5月初旬から中旬にかけて藤色の花が見事に咲き誇り、ライトアップで幻想的な夜桜も楽しめます。

館内には日本・中国・韓国の工芸品などの、歴代当主によるコレクションが展示され、建物自体が文化財として趣深い空間を作り出しています。また、敷地内には食事処や土産屋があり、地元の食材を使ったお食事をいただけたり、新潟ゆかりのお土産を購入できたりと、魅力あふれる施設です。

2025年新潟市江南区の地価は、上昇傾向

新潟市江南区の最新公示地価は、4万0613円/㎡(2025年)、坪単価では平均13万4528円/坪。変動率は+1.67%です。

最新基準地価は平均5万3290円/㎡(2024年)、坪単価では平均17万6188円/坪。前年からの変動率は+1.05%の上昇でした。

江南区の公示地価平均は、2018年以降上昇し続けています。新潟県内全域で、地価平均が減少している市町村が大半の中、江南区の変動率は、中央区に次いで2番目に高い上昇率です。

さらに細かく見ていくと、住宅地の基準地価の平均は4万7422円/㎡、坪単価では平均15万6767円/坪、変動率は+0.94%2024年)です。商業地では、基準地価の平均7万9700円/㎡、坪単価では26万3471円/坪、変動率は+2.02%(2024年)でした。

住宅地・商業地ともに上昇傾向ですが、とくに商業地の上昇が顕著に見られます。今後も商業施設の誘致が期待されており、さらなるエリアの発展が見込めそうです。

出典:土地代データ

新潟市江南区のエリア地価は、全体的に上昇

高い生活利便性と、今後の開発が期待される江南区ですが、エリア・地点ごとに見るとどうでしょうか?新潟市江南区の地価は、天野エリアを除き、全体的に上昇しています。

新潟市江南区のエリア地価ランキング

新潟市江南区のエリア地価ランキングをご紹介します。

ほとんどのエリアで変動率が上昇しています。とくに、最も地価平均が低い横越エリアが変動率+2.36%と、最も上昇しています。江南区の地価が底上げされ、江南区全体として人気が上がっていることが分かります。

順位

エリア

地価平均

坪単価平均

変動率

1位

西町

9万2500円/㎡

30万5785円/坪

+1.09%

2位

五月町 8万4800円/㎡ 28万0330円/坪

+1.31%

3位

荻曽根

7万5300円/㎡

24万8925円/坪

+0.40%

4位

曽野木

5万4000円/㎡

17万8512円/坪

+1.89%

5位

船戸山

4万8000円/㎡

15万8677円/坪

+1.69%

6位

天野

4万7600円/㎡

15万7355円/坪

-3.25%

7位

横越(エリア)

3万4300円/㎡

11万3388円/坪

+2.36%

出典:土地代データ

※大五月町・荻曽根は2024年基準地価、それ以外のエリアは2025年公示地価のデータ

江南区の空き家数は、年々増加している

全国的に増加が問題視されている空き家。2023年(令和5年)の調査によると、江南区の「利用目的のない空き家(その他の空き家)」※は1250戸で、空き家率は新潟市内で最も低いです。

しかし、データを江南区に絞って見ると、統計が取られた2013年(平成25年)、2018年(平成30年)、2023年(令和5年)で年々空き家数が増加しています。

地価が上がっている一方で、空き家が増えているのも事実です。もし、江南区に手持ち無沙汰になっている空き家をお持ちの方は、売却を検討されても良いかもしれません。

※利用目的のない空き家:賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家(放置されている空き家や建て替えなどのために取り壊すことになっている住宅など)

参考:新潟市の空き家の現状 | 新潟市

新潟市江南区の不動産買取事例

協和住建には「新潟市江南区の土地・住宅を買い取ってほしい」という目的のお客様も多く訪れます。その理由は、相続や空き家、家族構成の変化など様々。ここでは、実際に相談に訪れた方の事例の一部をご紹介します。

空き家の買取事例

「いつか実家に戻りたいと思ってましたが、古い家なのでリフォーム費用が多額になるため断念しました。」とご相談いただいた、新潟市江南区にある築50年超の木造住宅。空き家のままにしておくのは良くないとのお考えから、不用品処分と合わせて買取で成約しました。

事例詳細はこちら

アパートの買取事例

新潟市江南区にある木造アパート。売主様より「全部屋空室の状態で、入居募集のための修繕工事も予定もありません。現状のまま売却したいのですが、可能でしょうか?」との相談をいただきました。

買取で成約し、今後は修繕工事の後、賃貸物件として活用していく予定です。

事例詳細はこちら

新潟市江南区の不動産売却は協和住建へ

新潟市中心部へのアクセスがよく、生活利便性が高い江南区。「新潟市江南区に使っていない空き家・土地がある」「引越しに合わせて家を手放したい」など、不動産売却をお考えの際は、ぜひ協和住建へご相談ください。

私たち協和住建は創業20年以上、新潟県の不動産を取り扱っている地元密着型の不動産業者です。現在のお住まいが新潟県内/県外かを問わず、新潟市にある不動産を売却したいとお考えの方を全力でサポートいたします。

お客様一人ひとりに合わせた最良のご提案をさせていただきますので、お電話やフォームからぜひお気軽にご相談ください。

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