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2021.01.28
不動産買取とは?不動産買取業者がメリットや買取がおすすめのケースをご紹介!
住まなくなった家や利用する予定のない土地など、不動産を売ろうと考えた時どんな方法を思い浮かべるでしょうか。実は仲介と呼ばれる不動産業者を通して買い手を探す方法だけでなく、買取という不動産業者に直接買い取ってもらう方法があり、仲介よりも買取の方が適していることもあるのです。
この記事では、不動産の売却を考え始めた方、できれば自分の状況に最適な不動産の売却方法を見つけたい方に向けて、不動産買取の概要やメリット、おすすめのケースなどをご紹介します。
不動産買取とは?
冒頭でも簡単に触れたように、不動産における「買取」は不動産業者に家や土地などの不動産を直接買い取ってもらう方法を指します。
不動産の売却方法として一般的なのは仲介と呼ばれる方法で、不動産業者を通して買い手を探し、購入希望者が現れたときに売却します。買取は仲介と異なり、購入希望者を見つけるための販売活動がなく、業者との交渉が成立すればすぐに買い取ってもらうことができます。そのため不動産を手放すまでのスピード、売却後の現金化までのスピードが早いといった特徴があります。
その他、買取による不動産の売却には下記のような点が特徴です。
- 売却期間…業者が直接買い取るため早い
- 売却価格…相場価格、もしくは少し安くなる可能性あり
- 買主…不動産会社
- 費用…かからない(仲介手数料、掃除、修理、土地の測量費用等なし)
仲介と比べると、売却価格が相場から少しやすくなる可能性がありますが、売却までのスピードも早く面倒な手間や費用がかからないため、売り主の負担を少なくすることができます。
不動産買取のメリット
不動産買取には、主に下記5つのメリットがあります。
- 売却までの期間が短い
- 仲介手数料等売却の際の費用がかからない
- 近所に売却中であることが知られない
- 契約不適合責任を負う必要がない
- 内見などの対応の必要がない
1.売却までの期間が短い
不動産買取の説明でも挙げたように、不動産業者を通じて購入希望者を探す必要がなく、不動産業者が直接買い取ってくれるため売却までの期間が短いというメリットがあります。売れるか売れないかを心配しすぎることも、なかなか買い手が現れず価格を下げる必要もありません。
2.仲介手数料等売却の際の費用がかからない
買取は不動産業者が個人から直接不動産を買い取るため仲介手数料はかかりません。
仲介の場合は、個人の買主を探す作業を不動産業者が行うため仲介手数料がかかります。その分現金化される金額が減ることがあります。 また、建物の修理や掃除、土地の測量代など諸費用の用意も必要ありません。仲介手数料がないこと等と合わせて買取のメリットと言えます。
3.近所に売却中であることが知られない
仲介は個人の買い手を探すために新聞広告やサイト上に物件情報を掲載するので、近所の方などに売却中であることが知られてしまう可能性があります。なにかトラブルがあったのかと近隣住民の間で話が出てしまうかもしれません。
しかし買取であれば、情報を公開することなく不動産業者が買い取りを行うため、近隣住民の方に売却したことを知られないようにできるのです。
4.契約不適合責任を負う必要がない
契約不適合は契約が成立し買い手に不動産が渡された後、建物の欠陥など問題が見つかった際に責任を負うこと。例としては雨漏れ、シロアリによる柱への被害や、見えない箇所の配管や漏水などが挙げられます。買取による不動産売却であれば、不動産を業者が所有することになるため契約不適合責任を売り主が負う必要はありません。
5.内見などの対応の必要がない
買取では不動産業者との直接契約のため、業者による確認が行われるだけです。仲介の場合は売り出し期間中に買主候補者による内覧希望があれば対応する必要がありますが、買取では必要ありません。
買取がおすすめのケース
ここまで不動産を買取で手放す際の説明を行ってきました。ただ、自分の場合だと買取にすべきなのか迷うという方もいらっしゃるかもしれません。そこで買取を選んだ方が良い状況をいくつかご紹介します。ご自身の状況だと買取が良いのかどうか、判断する材料にしていただければ幸いです。
築年数が古い不動産
不動産の価値は何もしていなくても年々下がり続けると言われています。何十年も経った不動産だと、仲介で個人の方に買ってもらうことは難しいことも多いです。ですが買取であれば、不動産業者は買取後に不動産に付加価値を付けて再販売することができるので、古い物件でも安心して任せることができます。
短期間で手放したい
できる限り早く現金化したい、引っ越しなど次の予定が決まっているので絶対に来月中には売却したいなど、短期間で不動産を手放したい場合も買取がおすすめ。直接買い取りならではのスピード感で、何かと管理などが面倒な不動産も素早く手放すことができます。
仲介で募集したがなかなか売れない
一度は仲介で購入希望者を募ったものの、何ヶ月も買主が現れない場合、最終的に手放すことが決まっているのであれば買取に変更することも手です。いつになったら売れるのだろうという不安も感じなくてよくなり、現金化の目処も経つのでその後の行動設計も余裕を持って行えます。
「買取」で素早く・面倒なく不動産を売却しましょう
買取による不動産の売却は仲介と比べてスピードがあり、様々なメリットがあることや買取を選んだ方が良い場合をお伝えしてきました。ご自身の状況に合わせ、最適な不動産売却方法が選べるようになれば幸いです。
弊社は創業から20年以上、新潟県の不動産を取り扱っている地元密着型のプロ集団です。新潟県外の方でも、新潟県にある不動産を売却したいとお考えの方は、ぜひ一度弊社にご相談ください。お客様一人ひとりに合わせた最良のご提案をさせていただきます。