お役立ちガイド

2025.06.19

【2025年度版】不動産のプロが調査!新潟市西区のリアルな不動産売却傾向

新潟市西区

およそ15万人が暮らす新潟市西区。新潟市内で2番目に人口が多く、商業施設の多い街・海沿いの街として人気のエリアです。そんな西区の不動産買取傾向について、2025年の県内基準地価を基にご紹介します。

県内でもトップクラスの「住みやすい町」

新潟市西区は、「住みここちランキング2025」で県内第4位に選ばれるなど、新潟県内でも住みやすい町として知られています。JR越後線が通っており、新潟の中心地である新潟駅へは乗り換えなしでアクセスできる、利便性の高いエリアです。さらに、新潟西バイパスや北陸自動車道も通っているため、車での移動にも便利です。

鉄道や幹線道路沿いには良好な住宅地が広がり、周辺には商業施設も多く、日々の暮らしに便利な環境が整っています。また、日本海に近く、公園も点在しているため、自然を身近に感じられるのも魅力の一つです。

生活利便性の面でも、イオンやアピタなどの大型商業施設があり、買い物にも困りません。道の駅「新潟ふるさと村」では、地元の特産品や伝統工芸、自然、歴史、食文化などが楽しめるほか、週末には多彩なイベントも開催されており、家族連れに人気のお出かけスポットとなっています。

さらに、新潟大学、新潟工業短期大学、明倫短期大学、新潟国際情報大学も西区にあり、保育園・幼稚園から小・中・高校までの教育施設も充実。文教地区としての側面も持ち合わせています。

参考:街の住みここち 自治体ランキング<新潟県版> | いい部屋ネット

2025年新潟市西区の地価は、若干の減少

新潟県内の公示地価ランキングで、2025年に東区に抜かれ3位になった新潟市西区。西区の公示地価平均は、2022年〜2024年までは上昇傾向でしたが、2025年は-0.80%と減少しています。では、具体的な地価数値・変動率を見ていきましょう。

新潟市西区の最新公示地価は、6万0842円/㎡(2025年)、坪単価では平均20万1131円/坪。変動率は-0.80%です。新潟県内全体の地価ランキングでは新潟市中央区、東区に次いで3位でした。
最新基準地価は平均5万4011円/㎡(2024年)、坪単価では平均17万8550円/坪。前年からの変動率は-0.73%です。

住宅地の公示地価の平均は5万9009円/㎡、坪単価では平均19万5073円/坪、変動率は-0.84%(2025年)です。商業地では、公示地価の平均8万3750円/㎡、坪単価では27万6859円/坪、変動率は+0.26%(2025年)でした。
新潟市の中心部から近く、商業施設も住宅地も揃った住みやすい町、西区。公示地価・基準地価は若干減少しましたが、商業地は微増で、人気はまだまだあると言えるでしょう。

出典:土地代データ

新潟市西区の駅地価は、青山エリアを除き横ばい・減少傾向

区全体として「住みやすい町」で人気の西区ですが、エリア・地点ごとに見るとどうでしょうか?新潟市西区の地価は、青山エリアの地点では上昇傾向にありますが、それ以外は横ばい、または減少の傾向にあります。
新潟市西区のエリア地価ランキングでは、越後線青山駅近くの「青山新町」が最も高く公示地価平均12万6000円/㎡。続いて、越後線小針駅北方面の「松美台」が基準地価平均6万6500円/㎡と続いています。

新潟市西区の駅地価ランキング

新潟市西区の地点ランキングをご紹介します。
1位の青山駅周辺は、住宅地やショッピングセンターがあり、近くには青山海岸海浜公園があるなど、生活利便性と自然が調和したエリアです。青山は電車以上にバスの本数が多く「通勤・通学も楽ちん」という声が多く寄せられます。JR青山駅周辺は閑静な住宅街ですが、少し歩けば大型ショッピングモールがあり、徒歩圏内で用事が済むのも魅力です。
ランキングを見ると、越後線でJR新潟駅から近い程順位が高く、遠くなるごとに地価平均が下がっていることが分かります。1位の青山駅以外は、横ばいまたは減少傾向です。

順位

地価平均

坪単価平均

変動率

1位

青山駅

9万7025円/㎡

32万0743円/坪

+0.95%

2位

小針駅

7万2550円/㎡

23万9834円/坪

-1.61%

3位

寺尾駅

6万1360円/㎡

20万2842円/坪

-2.16%

4位

新潟大学前駅

5万3933円/㎡

17万8291円/坪

-0.04%

5位

内野駅

3万9150円/㎡

12万9421円/坪

+0.00%

6位

内野西が丘駅

2万6266円/㎡

8万6831円/坪

-0.19%

7位

越後赤塚駅

9540円/㎡

3万1537円/坪

-0.31%

出典:土地代データ

西区は住宅総数が多いが、空き家も多い

全国的に増加が問題視されている空き家。2023年(令和5年)の調査によると、西区の「利用目的のない空き家」※は4,100戸で、新潟市の中でも中央区に次いで2番目に多いです。

人気のエリアで住宅総数も多いですが、同時に空き家数・空き家率も増加しています

地価が上がっている一方で、活用されていない空き家が多いのも事実です。もし、西区に手持ち無沙汰になっている空き家をお持ちの方は、売却を検討されても良いかもしれません。

※利用目的のない空き家:賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家(放置されている空き家や建て替えなどのために取り壊すことになっている住宅など)

参考:新潟市の空き家の現状 | 新潟市

新潟市西区の不動産買取事例

協和住建には「新潟市西区の土地・住宅を買い取ってほしい」という目的のお客様も多く訪れます。その理由は、相続や空き家、家族構成の変化など様々。ここでは、実際に相談に訪れた方の事例の一部をご紹介します。

空き家・相続した不動産の買取事例

新潟市西区の実家を親から相続したものの、空き家になってしまったとのご相談。売主様は関東在住で、住む予定はないとのこと。また、片付けに行くのが大変なため、残った家財の処分もご依頼いただきました。不要な残置物の処分も含めて買取いたしました。

事例詳細はこちら

空き家の買取事例

古くなった実家を売却して賃貸に引越したいというご相談。築40年超の木造住宅で、直さなければならない箇所が増えてきたことが理由でした。「高齢になって不要品の処分ができないから、家の売却と一緒にお願いしたい。」とご要望を伺い、買取成約しました。

事例詳細はこちら

引越しによる買取事例

県外への転職が決まったため、築10年の木造住宅を売却したいとご相談いただきました。「仲介での売却も考えましたが、引越しと同時に売却手続き完了したいのと、不要なものの処分をお願いしたい。」とのご要望で、買取での成約となりました。

弊社で買取することで、引越しとタイミングを合わせて契約~決済引渡し時期を決定でき、不要な残置物の処分もご要望どおりお受けできました。

事例詳細はこちら

新潟市西区の不動産買取のご相談は協和住建へ

新潟市西区は、住みやすい町として県内でも人気の高いエリア。「新潟市西区に使っていない空き家・土地がある」「引越しに合わせて家を手放したい」など、不動産売却をお考えの際は、ぜひ協和住建へご相談ください。

私たち協和住建は創業20年以上、新潟県の不動産を取り扱っている地元密着型の不動産業者です。現在のお住まいが新潟県内/県外を問わず、新潟市にある不動産を売却したいとお考えの方を全力でサポートいたします。

お客様一人ひとりに合わせた最良のご提案をさせていただきますので、お電話やフォームからぜひお気軽にご相談ください。

新潟の不動産について相談してみる

電話で相談 メールで相談 無料査定依頼