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2024.09.26

不動産売却における簡易査定とは?概要やメリット・注意点などを解説

不動産売却を考え始めたら、まずは不動産会社に査定を依頼します。査定方法には簡易査定と訪問査定の2種類があり、手軽に査定価格を算出できる方法が「簡易査定」です。

今回は、手間をかけずに簡単に査定できる簡易査定について詳しく解説していきます。メリットや注意点、どんな人に簡易査定がおすすめなのかもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

簡易査定とは?

簡易査定は、物件の所在地、土地や建物の面積、築年数や間取りなどのデータをもとに査定価格を算出する方法を指します。現地に訪問しないことから机上査定とも呼ばれ、手間をかけることなく、すぐに査定結果を確認できるのが特徴です。

簡易査定は、以下3種類の査定方法のうち、主に取引事例比較法を用いて算出します。

不動産査定3つの方法

取引事例比較法

過去に行われた対象不動産と類似の取引内容を参考に、不動産の価値を算出する方法。

原価法

対象不動産をもう一度建築・造成した場合の価格(再調達原価)を割り出して、不動産の価値を算出する方法。

収益還元法

対象不動産が将来生み出すであろう期待収益をもとに、不動産の価値を算出する方法。

不動産の簡易査定を受けるメリット

気軽に売却価格の目安を調べられる簡易査定には、さまざまなメリットがあります。

インターネットで簡単に査定できる

簡易査定の最大の魅力は、いつでも簡単に査定を依頼できることです。訪問査定の場合は不動産会社への依頼や面談など、査定までにさまざまなプロセスがありますが、簡易査定は思い立ったらすぐにでも査定できる、便利なサービスです。

協和住建の公式サイトからも、簡易査定がご利用できます。必要事項を入力するだけですぐに査定依頼ができるので、不動産データが手元にあればパソコンやスマートフォンから気軽に試してみてください。

不動産の査定依頼をしてみる

最小限の手間で売却価格の目安を把握できる

査定結果が出るまで手間がかからないのも簡易査定のメリットです。訪問査定では、不動産会社の担当者から細かいヒアリングを受けることになるため、ある程度の知識や手間、時間を要します。しかし、簡易査定であれば手元の不動産データを入力・送信するだけで、売却価格の目安を把握することができます。知識がなくとも手軽に依頼できるので、「まずは概算だけ知りたい」というときは簡易査定を活用しましょう。

すぐに査定結果が分かる

簡易査定なら、査定依頼をしてから数日で査定結果が出るため、短期間で作業を完了できます。早ければ数時間で査定結果が出ることもあり、「とにかくすぐに査定結果を知りたい」というスピード重視で依頼をしたい人にぴったりです

簡易査定の注意点

簡易査定はメリットの多い査定方法ですが、依頼する際の注意点もいくつかあります。不動産売却における簡易査定の注意点を知り、納得のいく不動産査定を進めましょう。

情報は正しく具体的に入力する

簡易査定は、依頼者側が入力する不動産データによって査定結果が左右されます。より正確な結果を得るためにも、データをなるべく具体的かつ正しく入力することが重要です

「覚えている範囲で入力すればいいや」と思って査定依頼をかけると、実際の価値と大きく異なる査定結果が出てしまいます。

簡易査定で必要となる主な情報は以下の通りです。

  • 不動産の所在地
  • 面積(土地・建物)
  • 築年数
  • 不動産の種類(住居用地、商業用地、一戸建て等)
  • 物件の条件(方位、日当たり、構造等)

簡易査定前に、できるだけ具体的な不動産データを用意しておきましょう。

査定額はあくまで概算

簡易査定は名前の通り簡易的な査定となるため、訪問査定と比較すると査定額の正確性に欠ける点にも注意が必要です。スピード重視の場合や、ざっくりとした概算を知りたい場合には適していますが、正確性を求める場合はあまり向いていません。

簡易査定で出る査定結果はあくまでも概算なので、本来の売却価格は査定結果よりも低くなることがあります。正確に査定してほしい場合は、経年劣化や設備等の現況を確認した上で査定する訪問査定を利用しましょう。状況や希望に合わせて査定方法を使い分けることも大切です。

不動産売却時は訪問査定が必須

不動産売却を決意したら、売り出し価格を決めるために不動産会社が行う訪問査定が必要になります。売り出し価格を決めるためには正確な査定額が必要となるため、より正確性の高い訪問査定が必須となるのです

また、訪問査定は不動産会社に直接依頼するため、不動産会社を見極める良い機会にもなります。契約する不動産会社を決める前に、訪問査定を通じて会社や担当者は信頼できるかを検討してみてください。

不動産売却における簡易査定の流れ

不動産売却における簡易査定の流れを解説していきます。

Step1:簡易査定の依頼先を決める

まずは、簡易査定をどこに依頼するかを検討します。簡易査定の依頼先は主に以下の3種類です。

  • 査定シミュレーションサイト
  • 不動産一括査定サイト
  • 不動産会社の独自サービス

複数社の査定結果を参考にしたい場合は、不動産一括査定サイトが便利です。より詳しく話を聞きたい場合は、不動産会社の独自サービスを利用することでスムーズに悩みを解消できます

Step2:必要事項を入力して送信する

簡易査定の依頼先が決まったら、必要事項を入力しましょう。入力情報は少ない方が「ラクで良い」と感じるかもしれませんが、具体的な不動産データを入れた方が査定結果の正確性は高まります。なるべく正確な査定結果を得たい場合には、任意項目を含め、全て入力しましょう。

Step3:査定結果を確認する

簡易査定は早ければ数時間、遅くても数日以内に査定結果が出ます。簡易査定の結果はどこで依頼しても概算となるため、「5,000~5,500万円」と幅のある結果になっているのが一般的。依頼先によっては査定結果の根拠等の説明も記載してくれるので、しっかりと確認しましょう。

売却を決めている場合には、査定結果から気になる不動産会社に連絡をして、訪問査定を依頼することもできます。

簡易査定はどんな人におすすめ?

簡易査定は、非常に便利な査定方法です。以下のような人には特におすすめなので、ぜひ利用してみてください。

  • すぐに売却する予定はないが、価格によっては売却を検討したい
  • 今すぐに不動産価値の概算を知りたい
  • 高い価格を提示してくれる不動産会社に訪問査定を依頼したい
  • 新潟県外など遠方に住んでいて、新潟県にある実家などの不動産を売却したいけど、なかなか新潟に帰省するタイミングがなく誰に相談すればいいかわからない

前述した通り、不動産売却をする際にはいずれにしても訪問査定が必要になります。まだ売却を決めていない人や、なんとなく不動産の価値を知りたい人には簡易査定が適しているといえるでしょう

新潟の不動産売却は協和住建へ

今回は、不動産売却における簡易査定についてご紹介しました。簡易査定は、不動産売却を決める前に、「まずは不動産の価値がどのくらいか知りたい」「不動産売却をするかどうかの検討材料にしたい」という人におすすめの査定方法です。簡易査定の結果から不動産売却を決めた際には、信頼できる不動産会社へ訪問査定や売却サポートを依頼するようにしましょう。

私たち協和住建では、創業から20年以上にわたって新潟県の不動産を取り扱っている地域密着型の会社だからこそ知り尽くしているノウハウを生かし、お客様一人ひとりのご要望に合わせて最良のご提案をさせていただきます。

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